日本ユニシス、伝票・印鑑・検証が不要になる金融機関向けソリューション

2016年9月5日 23:14

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「BANK_FIT-Zero」の導入イメージ (日本ユニシスの発表資料より)

「BANK_FIT-Zero」の導入イメージ (日本ユニシスの発表資料より)[写真拡大]

 日本ユニシスは5日、金融機関向けタブレットソリューション「BANK_FIT-Zero(バンクフィット・ゼロ)」の販売を開始すると発表した。

 「BANK_FIT-Zero」は、営業店システム「BANK_FIT-NE」の新たなラインアップとして販売開始する。3つのゼロ(伝票ゼロ、印鑑ゼロ、検証ゼロ)を実現するという。主な特徴としてセルフ入力端末がある。これは、ユーザーが操作した入力情報を伝票などへ出力せずに、伝票レス(伝票の仮想化)・印鑑レスで、BANK_FIT-NEの窓口端末やBANK_FIT-NEで構築した事務集中センター(バックオフィスセンター)へ処理依頼することができるという。ユーザーが入力したデータで取引実行することで、オペレーターの入力ミスを防止するための検証作業も不要になる。

 また、セルフ入力端末はその機動性とオンライン連携機能により、操作するロケーションを選ばないという。職員は、店舗内のロビー、ローカウンター、相談ブースだけでなく、店舗外でもシーンに合った業務遂行が可能になる。また、専門知識を必要とする業務は、ビデオ会議システムを介して本部の有識者を交えた面談が可能になる。

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