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キヤノンMJ、産業用ドローン開発のプロドローン社に出資
キヤノンマーケティングジャパンは、産業用ドローンシステムの製造・開発を行うプロドローンに出資する。写真は、プロドローンのWebサイト。[写真拡大]
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は5日、産業用ドローンシステムの製造・開発を行うプロドローン(愛知県名古屋市、社長:河野雅一)に出資すると発表した。プロドローン社のドローンにキヤノン製の映像入力機器を搭載し、高精細な画像データの取得による映像解析ソリューションや関連サービスを展開する予定という。
キヤノンMJによると、プロドローンは、産業用ドローンのカスタマイズやソフトウェア提供を手掛けており、機体設計やソフトウェア開発に関する高い技術力を持つという。設立は2015年1月で、資本金は2億8,500万円。
出資に伴って、キヤノンMJはプロドローンと日本国内の販売契約を締結する。キヤノンMJはプロドローン社製産業用ドローンの主なディストリビューターとして、全国にドローン機材の提供と、関連するサービスとサポートを行うという。
キヤノンMJグループは2016年~2020年の5カ年計画で、イメージング&ITソリューションによる成長領域へのシフトと事業領域の拡大を推進しており、ドローンを活用した新たなソリューションの提供を目指すという。
産業用ドローンは農業、運送、インフラ点検、警備・監視など多岐にわたる分野で活用が進んでおり、インプレス総合研究所によると、2020年の市場規模は2015年比で10.9倍の1,138億円にまで拡大する見込み。
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