11時時点の日経平均は反発、スクリンが東証1部上昇率上位にランクイン

2016年8月24日 11:09

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記事提供元:フィスコ


*11:09JST 11時時点の日経平均は反発、スクリンが東証1部上昇率上位にランクイン
11時00分現在の日経平均株価は16571.63円(前日比74.27円高)で推移している。前日の欧米株高や原油価格の上昇に加え、為替相場が円安方向に振れたことなどが材料視され、日経平均は52円高からスタートした。寄り付き後は一時16648.07円(同150.71円高)まで上昇する場面があったが、日本銀行による上場投資信託(ETF)買い入れは見送りとの見方もあり、買いが一巡すると上値の重い展開となっている。ここまでの東証1部売買代金は概算で6500億円と売買も依然低調に推移している。

個別では、一部証券会社の投資評価引き上げが観測されたソフトバンクグ<9984>が3%超の上昇で推移しているほか、トヨタ自<7203>、ファミリーM<8028>、ソニー<6758>などが堅調。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株もしっかり。アステラス薬<4503>は3%高となっている。また、複数の証券会社が目標株価を引き上げているスクリン<7735>が6%を超える上昇となり、ファインデック<3649>や酒井重<6358>などと東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>などが軟調。前日急伸した小野薬<4528>は利益確定売り優勢で4%安。ニトリHD<9843>は7%を超える下げ。また、PCDEPOT<7618>、しまむら<8227>、エスペック<6859>などが東証1部下落率上位となっている。《HK》

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