東京メトロ、視認性向上の新型行先案内表示器を全線導入へ

2016年8月4日 06:15

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現在の行先案内表示器(上)と新型器(東京メトロ発表資料より)

現在の行先案内表示器(上)と新型器(東京メトロ発表資料より)[写真拡大]

 東京メトロは3日、地下鉄への乗車時によりわかりやすい新型の行先案内表示器を全線の駅に導入すると発表した。導入開始は5日から。

 新型では、表示方式が今のLEDから液晶ディスプレイに変更される。視認性が向上するほか、列車の行先や発車時刻だけでなく、列車の現在位置や停車駅、運行情報などより多くの情報を表示できるようになる。また、表示言語は現行の日本語、英語の2カ国語表示に加えて、中国語(簡体字)、韓国語が追加表示される。

 導入は5日の日比谷線霞ケ関駅から始まり、2016年度中に日比谷線、千代田線、半蔵門線の各駅で順次導入される。19年度までに東京メトロ全線の駅に設置する予定。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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