ポケモンGOのゲーム内拠点からの削除要請、各地で行われる

2016年7月28日 21:04

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記事提供元:スラド

スマートフォン向けAR(拡張現実)ゲーム「ポケモンGO」では、各地にある名所や特徴的なオブジェなどが「ポケストップ」や「ジム」として登録されており、そこに近づいて操作を行うことでゲーム内アイテムや経験値を入手したり、他プレイヤーキャラとの対戦ができるシステムになっている。

スマートフォン向けAR(拡張現実)ゲーム「ポケモンGO」では、各地にある名所や特徴的なオブジェなどが「ポケストップ」や「ジム」として登録されており、そこに近づいて操作を行うことでゲーム内アイテムや経験値を入手したり、他プレイヤーキャラとの対戦ができるシステムになっている。[写真拡大]

あるAnonymous Coward 曰く、 スマートフォン向けAR(拡張現実)ゲーム「ポケモンGO」では、各地にある名所や特徴的なオブジェなどが「ポケストップ」や「ジム」として登録されており、そこに近づいて操作を行うことでゲーム内アイテムや経験値を入手したり、他プレイヤーキャラとの対戦ができるシステムになっている。このポケストップやジムの除外申請が各地で行われているようだ。

 最高裁が全国の裁判所について除外申請を行っているほか、広島市が平和記念講演内のポケストップやジムについて削除を申し入れているという(朝日新聞)。いっぽう、火山活動によって立ち入りが制限されている場所のある箱根山・大涌谷では立ち入り禁止区域内にもポケストップなどが設置されていたようだが、箱根町は現時点では削除要請は行わないようだ(神奈川新聞)。

 また、ポケモンの出現場所についても、原子力発電所の敷地内鉄道施設や列車内では出現しないよう、東京電力やJR・私鉄各社が申し入れを行ったことが報じられている。ただ、GPSの精度や位置情報のずれの問題もあり、これは簡単ではないような気もする。

 なお、ポケモンのポケストップやジムはIngress(ポケモンGOを開発するNianticが以前にリリースしていたARゲーム)でプレイヤーが登録した「ポータル」をベースにしており、その際に「歩行者の安全が確保できない場所」や「私有の居住用財産内」、「消防署や警察署、病院の業務に支障をきたすおそれがある場所」などはNGとされている(エキサイトレビュー)。また、削除申請も可能だ(ITmedia)。

 鳥取県は鳥取砂丘でのポケモンGOプレイについて公認するなど、これを活用する自治体も登場している。

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