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光に反応する筋細胞で動き回るエイ型ロボット
記事提供元:スラド
nakka-man 曰く、 米5セント硬貨サイズの「エイ型ロボット」が開発されたそうだ。このロボットはラットの筋肉細胞に由来する動力源を持ち、光に従って水中を泳ぐことができるという(カラパイア、GIGAZINE、Science)。
このロボットを開発したのはハーバード大学のケビン・キット・パーカー教授。
細胞外タンパク質を持ったシリコン層2枚で金(Gold)の骨格を挟む
ラットの胚から採取した心臓の細胞を改造したものをシリコン層の上に置く(細胞は骨格に沿ってジグザグに配置されている)
その細胞に光を当てると収縮し、シリコンのヒレを動かす。
金の骨格のバネ作用によって、細胞が元に戻る。
という作用によって、塩と糖の溶液の中で泳ぐそうだ。動画を見ると、かなり強い光を連続では無く断続的に当てているようだ。これによって3.と4.の力が均衡しないのだと思われる。
教授によると人造クリーチャーを作ることが目的ではなく、生体人工心臓を開発するのが目的だそうだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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