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京大、再生医療用iPS細胞の採取を東京でも可能に
京都大学のiPS細胞研究所は8日、iPS細胞の採取(採血)が東京の医療法人財団医親会海上ビル診療所でも可能にになったと発表した。今までは京都大学医学部付属病院でのみ行われていた。
再生医療でiPS細胞を広く使えるようにするには医療用iPS細胞をあらかじめ作製して保存しておくことが必要で、同研究所は備蓄用のiPS細胞を作成・保存する「再生医療用iPS細胞ストックプロジェクト」を進めている。
今回、iPS細胞の採取ができるようになった海上ビル診療所は、施設の立地が良く、週末も採血が可能。同研究所はプロジェクトを加速させ、2017年度末までに日本人の3割から5割をカバーするiPS細胞ストックを構築したいとしている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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