アイ・ケイ・ケ Research Memo(4):今後も地方中核都市に年間1~3店舗出店を目指す

2016年7月8日 17:08

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記事提供元:フィスコ


*17:08JST アイ・ケイ・ケ Research Memo(4):今後も地方中核都市に年間1~3店舗出店を目指す
■アイ・ケイ・ケイ<2198>の今後の展望

広島店に続く新店は、2017年12月にオープンする予定(現在、優先交渉権者に決定)の岡崎店(愛知県)で、中部地方で初の出店となる。店舗形態は複合施設。西三河地区では、初となる本格的なオーベルジュ(宿泊機能付きレストラン)であり、スイート10室のグレードの高さから、婚礼以外でもトヨタ自動車<7203>関係のVIP宿泊などが期待できる。

今後も、出店は30万人以上の地方中核都市に年間1~3店舗出店、中長期的には10年後に国内では30店舗、売上高30,000百万円、海外では、事業展開の成功を目指す。

中期的に注目したいのは海外への展開。ターゲットは、東南アジアのインドネシアだ。現在、日本でインドネシアの現地学生を雇用し、日本の婚礼文化やおもてなしのサービス等を学ばせているが、これは現地法人を設立させるための準備でもある。

インドネシアは、挙式・披露宴を盛大に祝うお国柄。招待客はおよそ700~1,000人呼ぶのは当たり前で、多い場合はそれ以上の参加者を招待する。1組の施行単価が高い一方、コストが安く済む。さらに、現地の所得水準が向上すれば、大きなビジネスチャンスとなって、将来的に同社の収益源として貢献することが期待される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也)《HN》

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