ヤフーの「myThings」が災害情報と連携

2016年6月25日 08:27

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「Yahoo!防災速報」との連携による災害時の活用イメージ(ヤフー発表資料より)

「Yahoo!防災速報」との連携による災害時の活用イメージ(ヤフー発表資料より)[写真拡大]

 ヤフーは24日、スマートフォンアプリ「myThings」が災害情報や非難情報をいち早く知らせる「Yahoo!防災速報」と連携したことを発表した。連携は「地震情報」と「津波予報」から開始し、今夏には「熱中症情報」も利用できるようになる予定。

 「myThings」は、さまざまなIoT製品やWEBサービスと連携し「外出時に玄関を閉めたら、消し忘れた家の電気を消す」「動画共有サイトで好みの動画が公開されたら通知する」など日常生活を便利にできるアプリ。

 今回、「Yahoo!防災速報」との連携により、災害時に防災情報の新しい活用方法が期待できる。例えば、電気やテレビなどの家電製品を操作できるリモコン端末「iRemocon」と組み合わせて、地震情報が通知されたら、部屋の電気やテレビを自動でつけられるようになる。

 また、地震情報を感知したら、火災防止のための行動をプッシュ通知で知らせるという組み合わせを作っておけば、災害時に手元にあるスマートフォンで対応すべき行動がすぐにわかる。さらに、必要な行動や情報を家族にメールする組み合わせをつくっておけば、あらかじめ家族間で決めておいた行動や避難場所を自動で通知できる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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