AcerやASUS、Dell、HP、LenovoのPCにプリインストールされているソフトウェアに脆弱性が見つかる

2016年6月9日 21:20

印刷

記事提供元:スラド

caret曰く、 セキュリティ企業Duo Securityの研究部門Duo Labsが5月31日、PCにプリインストールされているソフトウェアに関する調査書「Out-of-Box Exploitation: A Security Analysis of OEM Updaters」を発表した(Duo Labsの投稿ITmediaZDNet JapanマイナビニュースGIGAZINE)。

 この調査書では、Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovo製のPCにプリインストールされているソフトウェアに深刻な脆弱性が存在することが指摘されている。これを受け、Lenovoはセキュリティアドバイザリで「Lenovo Accelerator Application」をアンインストールするようアナウンスした(レノボ セキュリティ アドバイザリZDNet JapanITmediaマイナビニュース)。

 また、Acerは脆弱性が指摘された「Acer Care Center」の問題を解決するアップデートを配信した(日本エイサー株式会社のお知らせ)。

 DELLは「現時点において当社の顧客がこの問題の影響を受けることはない」という旨の声明を発表している(デル株式会社の声明)。Duo Labsが報告する前に、脆弱性を解決するアップデートをリリースしていたためだという。

 ASUSは脆弱性を認めたが、まだ修正が完了していないもようだ。HPは、すでに脆弱性を修正しているとのこと。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | ソフトウェア | ニュース | バグ | アナウンス

 関連ストーリー:
MSがアドウェア評価基準を更新、中間者攻撃的手法で広告埋め込みを行うアプリも削除対象に 2015年12月25日
Dellや東芝、LenovoのPCなどにプリインストールされている管理ソフトに脆弱性が見つかる 2015年12月16日
MS、証明書信頼リストを更新してDellのPCにプリインストールされていた危険な証明書を無効化 2015年12月04日
Lenovoが新たなスパイウェアプリインストール疑惑に対し説明 2015年09月30日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事