OracleとGoogleがJava APIの著作権を巡って争っていた裁判、陪審員団は「フェアユース」と判断

2016年5月27日 23:31

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記事提供元:スラド

 Androidで使われているJava APIがJavaの特許および著作権を侵害しているとしてOracleがGoogleを訴えていた裁判で、GoogleによるJava APIの使用はフェアユースに当たるとの判断を陪審員団が下した(ITmediaTechCrunch)。

 この裁判では、一審はAPIが著作権保護の対象外という判断を下したが、二審では著作権保護対象となるという判断が下されており、米最高裁はこれを支持していた。今回の陪審員団の評決に従うと、APIは著作権保護対象だが今回のケースはフェアユースに当たるためGoogleは責任を免れる、ということになる。Oracleは控訴する方針。

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