スクウェア・エニックスHDはゲーム好調で2008年以来の高値

2016年5月27日 13:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■今期の業績予想は保守的との見方あり買い戻し主導高の期待も

 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>(東1・売買単位100株)は27日の後場寄り後に一段強含んで3565円(110円高)まで上げ、2日ぶりに2008年以来の高値を更新した。26日付で、スマートフォン向けのゲームアプリ「キングダム ハーツ アンチェインド キー」のダウンロード数が日米合計で400万ダウンロード突破と発表。期待が強まった。

 2016年3月期の純利益は前期比2倍となり、営業利益は同58%増加するなど好調だった。今期・17年3月期の見通しはレンジ予想とし、純利益は14.5%減から5.6%増の間とするが、保守的な予想との見方がある。信用売り残が買い残を上回る状態のまま上値を追っているため、信用売りを買い戻す買い注文が増えて株高を助長する場面を期待する様子もある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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