ヨコオ 17年3月期は経常益58.1%増を計画、車載通信機器事業の収益性改善

2016年5月27日 07:52

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記事提供元:フィスコ


*07:52JST ヨコオ---17年3月期は経常益58.1%増を計画、車載通信機器事業の収益性改善
ヨコオ<6800>は13日、2016年3月期決算を発表。売上高が前期比16.2%増の399.98億円、営業利益が同21.3%増の10.57億円、経常利益が同52.0%減の8.22億円、当期純利益が同74.4%減の4.12億円だった。車載通信機器及び回路検査用コネクタの両セグメントにおける受注増により、売上高は予想を上回っている。一方、利益については、為替差損2.87億円を計上したほか、海外子会社における税金費用の増加が影響した。

17年3月期通期については、売上高が前期比5.0%増の420.00億円、営業利益が同41.9%増の15.00億円、経常利益が同58.1%増の13.00億円、当期純利益は同94.0%増の8.00億円を見込んでいる。売上高については全セグメントにおいて受注が増加する見通し、利益については車載通信機器事業の収益性改善、グループ全体にわたる固定費/変動費構造改革の諸施策による効果などから、増益を見込んでいる。なお為替レートは1米ドル=107円と想定。《TN》

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