11時時点の日経平均は続伸、前期決算修正の三菱自は6%近い上昇

2016年5月26日 11:09

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記事提供元:フィスコ


*11:09JST 11時時点の日経平均は続伸、前期決算修正の三菱自は6%近い上昇
11時00分現在の日経平均株価は16851.42円(前日比94.07円高)で推移している。25日の米国市場では米景気に楽観的な見方が広がり、NYダウは145ドル高となった。米株高や原油価格上昇の流れを受けて、日経平均は170円高からスタートすると、朝方に一時16957.56円(前日比200.21円高)まで上昇する場面があった。ただ、為替相場が1ドル=109円台半ばまで円高に振れるとともに日経平均も上げ幅を縮め、足元では16900円をやや下回る水準での小動きが続いている。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>などがしっかり。ファーストリテ<9983>が2%超の上昇で指数を押し上げている。富士重<7270>や武田薬<4502>も2%超上昇しているほか、三菱自<7211>は6%近い上昇。燃費不正問題で発生する顧客保証の費用の一部を前期決算に修正計上すると発表している。また、GMOクラ<3788>、トランザクショ<7818>、HUG<3676>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、ソニー<6758>、小野薬<4528>、KDDI<9433>、マキタ<6586>などがさえない。中国・アリババの株価下落を受けてソフトバンクグ<9984>は3%安。村田製<6981>も2%安と軟調。また、ワイエイシイ<6298>、SBI<8473>、あいHD<3076>などが東証1部下落率上位となっている。《HK》

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