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ホンダ、青山本社ビルで「スマート水素ステーション」を稼働開始 FCVに水素供給
ホンダが青山本社ビルに設置した「スマート水素ステーション」(SHS)(写真提供:ホンダ)[写真拡大]
ホンダは11日、水素の製造・供給装置「スマート水素ステーション」(SHS)を、同社の青山本社ビルに設置し、稼働を開始したと発表した。当初は自社が保有する燃料電池自動車(FCV)への水素充填に活用し、将来的には地産地消の水素として幅広い活用を検討していくという。
同社によると、スマート水素ステーションは圧縮機を使用せずに製造圧力40MPaの水素を24時間で最大1.5kg製造することができ、製造した水素を約19kg貯蔵できる。工場出荷後から短期間で設置でき、小規模な水素ステーションとして活用できるという。
同社では、今回の青山本社ビルへの設置が2015年12月の和光本社ビルに続く2カ所目。自治体では、徳島県、宮城県、埼玉県で稼働しており、熊本県や神戸市も稼働に向けた準備を進められているという。
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