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サンコーテクノの株価は安値圏で推移
■昨年8月の高値から1,000円以上も下げる
あと施工アンカーで業界トップのサンコーテクノ<3435>(東2)の株価は、15年8月の高値1,700円から16年4月13日の年初来安値667円まで下げた後、一旦は、熊本地震の復興需要関連銘柄として見直され、787円(4月19日)まで戻ったものの、5月9日現在では676円と再び安値圏に戻っている。昨年8月の高値から1,000円以上も下げている。
株価の急落要因が業績にあるのかといえば、今期業績予想は、売上高117億円(前期比0.8%減)、営業利益14億40百万円(同0.47%減)、経常利益14億円(同7.2%減)、純利益9億10百万円(同18.3%減)を見込んでいて、前期が太陽光関連の売上が伸び、過去最高の業績であったことを踏まえると、業績が悪化したというより、通常ベースに戻ったといえる。株価が大幅に急落する要因とは思えない。
では、競合企業である、エスイー<3423>(JQS)、兼房<5984>、ケー・エフ・シー<3420>(東2)3社のPER(予想)を9日の引け値ベースで比較すると、エスイー33.85倍、兼房12.26倍、ケー・エフ・シー11.7倍である。ところが当社は、6.05倍である。
同じくPBR(実績)を比較すると、エスイー1.14倍、兼房0.43倍、ケー・エフ・シー1.42倍、当社0.57倍となっている。兼房を上回っているが、他の2社と比べると低評価といえる。
株価指標の面で、同業他社と比較すると、明らかに割安といえる。今後の見直しが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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