ポルシェ、718ケイマンの予約受注を開始 新しい718神話の始まり

2016年4月29日 13:25

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記事提供元:エコノミックニュース

ポルシェ・ジャパンは、水平対向4気筒エンジンを搭載したミッドシップクーペ、718ケイマンと718ケイマンSの予約受注を4月28日より全国のポルシェ正規販売店にて開始する。

ポルシェ・ジャパンは、水平対向4気筒エンジンを搭載したミッドシップクーペ、718ケイマンと718ケイマンSの予約受注を4月28日より全国のポルシェ正規販売店にて開始する。[写真拡大]

 ポルシェ・ジャパンは、水平対向4気筒エンジンを搭載したミッドシップクーペ、718ケイマンと718ケイマンSの予約受注を4月28日より全国のポルシェ正規販売店にて開始する。なお2017年モデル左ハンドル車の予約受注については、6月1日(水)から6月30日の期間限定となるので注意したい。

 ミッドエンジンスポーツクーペ、718ケイマンの登場でポルシェは718モデルシリーズのラインナップを拡大する。911モデルレンジと同じく、ミッドエンジンスポーツカーの718においても初めてクーペの価格がロードスターより低くなる。

 718ケイマンに搭載される4気筒水平対向ターボエンジンは、718ボクスターと共通のもので、クーペとロードスターの最高出力は初めて同じになった。ベーシックモデルである718ケイマンには最高出力300psの2リッターエンジンが、上位モデルの718ケイマンSには350psを発生する2.5リッターエンジンが搭載される。これは先代モデルに対してそれぞれ25ps増加し、新欧州サイクル(NEDC)による燃費は8.1リッター/100kmから5.7リッター/100kmとなる。

 718ケイマンのトルキーな新しいエンジンは、低回転域においてもドライビングの楽しさと優れた俊敏性を約束している。2リッターエンジンは先代モデル比で90Nmアップの380Nmを1950rpmから4500rpmの間で発生する。市販のガソリンエンジン車では911ターボのみに採用されていたバリアブルタービンジオメトリー(VTG)を備えたターボチャージャー搭載の2.5リッターエンジンは、先代モデル比50Nmアップの420Nmを1900rpmから4500rpmにおいて発生します。これはドライバーが広いエンジンの回転域で、より大きなトルクを得られることを意味する。

 オプションのスポーツクロノパッケージを装着したPDK仕様の718ケイマンによる0~100km/h加速タイムは4.7秒で、同じ仕様のケイマンSは4.2秒だ。最高速度は718ケイマンで275km/h、718ケイマンSでは285km/hに達する。

718という数字には、まだカリスマ性はないが、このようなモデルの蓄積が新たなポルシェの神話を創造していくのは間違いないだろう。なお価格は619万円から865万4000円まで。(編集担当:久保田雄城)

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