消費者庁、「スリムオーガニック」広告表現は根拠なしとして措置命令

2016年3月16日 06:07

印刷

「スリムオーガニック」のウェブ広告の一部(消費者庁発表資料より)

「スリムオーガニック」のウェブ広告の一部(消費者庁発表資料より)[写真拡大]

 消費者庁は15日、アサヒ食品に対して同社が行った「スリムオーガニック」の広告表現に合理的な根拠が示されなかったとして、景品表示法に基づく措置命令を行ったと発表した。

 消費者庁によると、広告ではあたかも対象商品を摂取するだけで、特段の運動や食事制限をすることなく容易に著しい痩身効果が得られるかのように表現されているが、アサヒ食品に表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めたところ、提出はなかったという。

 消費者庁は同社に、一般消費者対して表示が景品表示法に違反していたことを周知すること、再発防止策を講じることなどを命じた。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事