Thunderbolt 3接続でノートPCに外付けGPUのホットプラグを実現する「AMD XConnect」正式発表、対応製品も発表される

2016年3月12日 23:58

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記事提供元:スラド

AMDは10日、Thunderbolt 3でノートPCに外付けGPUを接続できる「AMD XConnect」テクノロジーを正式に発表した(プレスリリースArs Technicaの記事4Gamer.netの記事)。

AMD XConnectは、Radeon R9シリーズを搭載した外付けGPUボックスとノートPCや2-in-1 PCを40Gbps対応のThunderbolt 3ケーブルで接続するもの。いつでも接続/取り外しが可能な初の外付けGPUとなる。Windows 10 ビルド10586以降で利用でき、ドライバーはRadeon Software Crimson Edition 16.2.2以降で対応する。PC本体側はThunderbolt 3ポートのほか、BIOSなどの対応も必要だ。

同時に、初のAMD XConnect対応製品としてRazer製のウルトラブック「Razer Blade Stealth」および外付けGPUボックス「Razer Core」も発表されている。Razer Blade StealthはQHDまたはUHDでマルチタッチ対応の12.5インチディスプレイを搭載し、CPUはIntel Core i7-6500U、内蔵GPUはIntel HD Graphics 520となっている。Razer Coreにグラフィックスカードは含まれず、対応グラフィックスカードを別途追加する必要がある。

これについて、あるAnonymous Coward 曰く、 既存の製品としてはDellのALIENWARE Graphics AmplifierやMSIのGaming Dock (G-Dock)といった外付けGPUボックスもあるが、いずれもボックスの接続にはシャットダウンや再起動が必要だった。

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