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貴金属やレアアースを使わない排ガス触媒が開発される
記事提供元:スラド
東北大学の研究者らが、レアアースを使わない高性能排ガス触媒の開発に成功したという(プレスリリース、Advanced Function Materials掲載論文)。
現在排ガス浄化にはプラチナやパラジウムといった貴金属やレアアースが触媒として使われているが、今回新たに開発された触媒は銅およびニッケル、マンガンをベースに作成された金属複合化合物。大量生産が容易で、長時間の高温使用にも耐えられ、一酸化酸素の酸化や一酸化窒素の還元反応に高い活性を示すという。
実験では400℃、10日間の高温にも耐えられることが確認できたそうだ。また、同時に一酸化窒素の還元反応を透過電子顕微鏡で観察することにも成功したという。
開発された触媒は数年内の実用化を目指すとのこと。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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