中国国家航天局、月面探査機が撮影した月面のフルカラー高解像度写真を公開

2016年2月6日 22:06

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 国国家航天局(CLEP)は、月面探査機「嫦娥3号」によって撮影された月面の高解像度フルカラー映像を公開した。同機は2013年12月、中国はロシア、米国の協力を得て月面軟着陸に成功した。着陸場所は月面の赤道付近にある「Mare Ibrium(虹の入江地域)」で、動産先はこの付近で1年以上にわたって調査を行っている(CLEPTechCrunchbusinessnewslineSlashdot)。

 公開された写真は、アポロ計画時のものよりも遙かに鮮明なものとなっている。月面の土壌は実際にはやや茶色を帯びた色をしており、その上に、地球上でも見られるような岩石が露出している。CLEPはこうした高解像度の月面写真をダウンロードできるようにしているが、中国以外からアクセスすると接続がよくないことから、惑星協会のEmily Lakdawalla氏が、惑星協会ウェブサイトに一連の月面写真を転載している。

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