トリドール、マレーシアで「ボートヌードル」を展開する外食企業に出資

2016年2月5日 19:22

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トリドールが出資するマレーシアのヌードルショップ「ボートヌードル」のメニュー(同社発表資料より)

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  • トリドールが出資するマレーシアのヌードルショップ「ボートヌードル」のメニュー(同社発表資料より)
  • トリドールが出資するマレーシアのヌードルショップ「ボートヌードル」の店舗(同社発表資料より)

 讃岐うどん専門店の丸亀製麺などを展開するトリドールは5日、マレーシアで人気のヌードルショップを展開するUtara 5 Food and Beverage Sdn Bhd社に出資すると発表した。2025年末までに東南アジアを中心に1000店舗体制の構築を目指すという。

 同社によると、Utara社は「Boat Noodle(ボートヌードル)」という業態でヌードルを提供している。客は手軽に食べられるサイズのヌードルを食べたい分注文し、食べ終わった器を積み上げながら食べ進める。手軽さや味に加えて視覚的な楽しさが受け、東南アジアなどで人気のファストフードカテゴリーの1つになっているという。

 価格は1杯1.9リンギット(約53円)。トリドール主力の丸亀製麺は、ASEAN諸国で300円程度でうどんを提供しており、これまでとは異なる層に外食機会の提供が可能になるとしている。

 また、ボートヌードルは豚肉を使わないポークフリー業態で、イスラム教徒が安心して食事できるレストランの証であるハラル認証も申請中という。

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