2016年2月1日 13:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 アンジェス MG<4563>(東マ・100株)が日本経済新聞の1日付け1面トップ報道を受けて80円ストップ高の292円と急伸している。報道は、田辺三菱製薬が遺伝子治療薬の第1号を売り出す予定という。

 遺伝子治療は、2014年11月に施行された「遺伝子治療を含む再生医療機器製品に対する早期承認制度」が設けられ、遺伝子治療がアベノミクスの次世代医療の柱となっている。

 開発したのはアンジエスで、2015年 6月に田辺三菱に対し国内独占販売権を与える契約を結んでいる。

 同社が注目したのは人の臓器のなかで、もっとも再生能力に優れる、「肝臓」。その肝臓再生に機能している再生遺伝因子(HGF)を活用した薬品である。来年にも発売が予想されている「HGF遺伝子治療薬」は、糖尿病によって下肢(膝より下部位)の血管が詰まった患者の血管を再生させ、下肢切断の危険をなくする。このほか、心臓のカテーテル手術においてHGF治療薬を塗布することで再狭窄を防ぐことにも効果があり、国内だけでなくアメリカでの需要が見込まれている。薬価はかなり高いとみられているが、下肢切断手術、心臓開胸手術などが減少すれば医療費抑制につながることが期待される。

 同社はHGF治療薬、アトピー性皮膚炎治療薬の販売が本格寄与する見通しから2019年に黒字転換を見込み、さらに、9年後に売上500億円(現在約4億5000万円)を目指している。

 これまで、株価に対する反応は遺伝子治療という聞き慣れない言葉もあって有望と受け取りつつも半信半疑のところがあった。今回、有力紙の報道により遺伝子治療薬そのものと、遺伝子治療薬第一人者の同社に対し評価が一気に高まったといえる。これまで、赤字だったこともあって、関心の向いていなかったアナリストの目が向けられレポート等で目に触れる回数が増えることになろう。とくに、9年後売上500億円計画に対し裏付けレポートが出てくるものとみられ株価はいっそう人気となるだろう。

 2007年には1869円の高値があるが、先ずは、2013年5月の1081円を目指す相場だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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