環状交差点(ラウンドアバウト)導入から1年、ルール違反散見も死亡事故ゼロ

2015年12月7日 13:50

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 信号機がなく、環状の道を時計回りに進んで目的方向に抜ける「環状交差点」(ラウンドアバウト)の交通方法を定めた改正道路交通法の施行から1年が経過した。日本にはこれまでほとんど存在していなかった交差点のためトラブルなども心配されたが、1年間での死亡事故はゼロだったという(NHK朝日新聞)。

 死亡事故が発生しなかった理由として、環状交差点では自動車がスピードを落とさなければならないことがある。そのため、事故が発生しても大事故になりにくいという。いっぽうで車やバイク、歩行者などの接触事故については計5件発生しているという。そのほか、無理な進入や環状道から出る際に合図をしないといったルール違反も散見されるという。

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