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アーバンリサーチがウェブ接客強化 自社アプリにチャットやAI搭載
アーバンリサーチは4日、2016年度に向けた事業戦略として、オンラインショッピングにおける接客機能を強化する。リアルタイムで商品やコーディネートに関する相談ができるチャットツールや、蓄積されたユーザーのデータを活用して需要予測をするAI(人工知能)などを搭載。自社のスマートフォンアプリ「UR STYLE」は、2016年度の累積ダウンロード数を現在の30万DLから60万DLに倍増させる計画だ。
同社のEC売り上げ(2015年度予想)は110億円と全体の20%に及び、うちスマートフォン経由による購買は70%を超える。「スマートフォンは、お客様が情報を受け取る1番身近な媒体。アプリの強化により、将来的にはスマートフォン比率を90%以上に引き上げる」と齊藤悟・販売促進部シニアマネージャー。無人のオンライン販売において課題とされる“接客”の精度を上げ、「スマートフォンの購買プラットフォームを整えることがオンライン全体の売上増の大きなヒントになる」(同)と見る。
同社は4日、初めての試みとして、既存プロジェクトや新規事業の動向について発表する説明会を都内本社で開いた。オンラインビジネスの取り組みとして、ウェブ接客をはじめ、店舗取り置きシステムのサービス拡大、物流のリードタイム短縮や商品の即日配達を目指したEC在庫一元化などについても発表した。
2014年6月に発表したバーチャル試着機については、360度からのチェックが可能なシステムや、複数アイテムをコーディネートできるレイヤード機能、スーツにも対応する細かい採寸機能などを新たに加え、2017年8月には他社への本格販売も開始する計画だ。
■アーバンリサーチ公式サイト
http://www.urban-research.jp/
※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。
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