ラクスル、運送会社の非稼働時間を活用した低価格運送サービス「ハコベル」を提供開始

2015年12月3日 20:47

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「ハコベル-hacobell-」の配送サービスの概要(写真:ラクスル発表資料より)

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 ラクスルは3日、運送サービス「ハコベル-hacobell-」を提供開始したと発表した。各運送会社の非稼動時間を有効活用し、低価格な運配送の仕組みを実現しているという。集荷対象エリアは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・福岡県で順次拡大予定。

 同サービスは、パソコンやスマホアプリから最適なドライバーをマッチングして、荷物の配送予約から支払いまでを行えるネット運送・配送サービスである。

 サービス利用後には利用者がドライバーを評価する仕組みを設け、優良ドライバーのみをネットワーク化することで、高品質のサービスを提供できる仕組みになっている。

 料金は配送距離によって決まる仕組みで、カーゴ便や軽トラックに積載できる範囲であればどれだけ荷物を積んでも料金は一律で価格も明瞭である。さらに、24時間365日いつでも簡単に予約申し込みや配送状況をリアルタイムで確認ができる。これにより、さまざまな状況下でも安心して利用できるという。

 同サービスにより、利用者は思い立ったときに「すばやく」「かんたん」に「信頼」できる配送サービスを手配できるようになる。一方ドライバーは専用アプリからダイレクトに配送依頼が届くことで、仕事が入っていない時間帯を有効に利・活用し、稼働率を高められる。さらに今後は、利用者からの評価をドライバーに開示することで仕事に対するモチベーションを喚起し、サービス品質のさらなる向上に努めていくとしている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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