ユーグレナ、バイオディーゼル燃料の製造実証プラントを建設 18年に稼働へ

2015年12月2日 12:19

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建設予定工場の完成イメージ図(写真:ユーグレナ発表資料より)

建設予定工場の完成イメージ図(写真:ユーグレナ発表資料より)[写真拡大]

 ユーグレナは1日、横浜市、千代田化工、伊藤忠エネクス、いすゞ、全日空の協力のもと、日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントを横浜市の京浜臨海部に2016年夏から建設すると発表した。2017年内に落成し、2018年前半に稼働開始する予定。実証プラントの稼働をへて商業用プラントの計画を推進していくという。

 現在、経済産業省、国土交通省などが、2020年のオリンピックに向けバイオジェット燃料の導入を目指す委員会を設立し、ジェット燃料などのバイオ化への推進が行われている。同社は、2010年5月からバイオジェット燃料の研究を始め、2014年6月からいすゞと研究開発を開始。本年6月にはバイオ燃料製造技術に関し、ライセンス契約およびエンジニアリング契約を米国企業と締結し、バイオジェット・ディーゼル燃料製造の実現を推進してきている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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