海賊行為で有罪判決を受けたチェコの男性、損害賠償免除の条件として自ら主演する啓発動画を公開

2015年11月28日 20:38

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記事提供元:スラド

長期間繰り返し海賊版のソフトウェアなどを配布したとして有罪判決を受けたチェコの男性が、海賊行為を行ってきた自分自身を主人公とする啓発動画をYouTubeで公開し、20万回以上再生されれば賠償金の支払いを免除されるとの提案に合意したそうだ(TorrentFreakの記事Softpediaの記事VentureBeatの記事YouTubeの動画ページ)。

この男性は8年間にわたってWindowsなどのソフトウェアや映画、音楽の海賊版を共有サイトにアップロードし、オンラインフォーラムにリンクを投稿していたという。これがBSAの知るところとなって裁判となり、9月にチェコの地方裁判所が3年の執行猶予判決を出している。

海賊行為の被害を受けたのはMicrosoftのほかHBOやSony Music、Twentieth Century Foxなど複数の企業にわたり、損害額は600万チェココルナ(およそ2,880万円)にのぼる。なお、TorrentFreakではMicrosoftだけで損害額は223,000ドル(およそ2,700万円)、総額373,000ドルとしている。

しかし、判事は男性が支払い不能な額の損害賠償請求を認めず、何らかの解決策を見出すように命じたという。その結果、男性が出演する反海賊行為の啓発動画をYouTubeで公開し、再生回数が20万回を超えることが賠償金免除の条件として設定された。

男性は特設サイトも公開して動画を宣伝している。動画は22日に公開されてから1週間経たずに再生回数が50万回を超えており、損害賠償免除の条件は軽くクリアしたようだ。 スラドのコメントを読む | ITセクション | 犯罪 | YRO | 法廷 | 海賊行為 | YouTube | お金

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