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日立造船、マレーシアでごみ焼却発電プラントを受注
日立造船は26日、マレーシアで廃棄物処理などの環境事業を手掛けるCypark社からごみ焼却発電プラントを受注したと発表した。
今回のごみ焼却発電プラントは、ストーカ式焼却炉で、処理能力が600t/日、発電出力が18,000kW。建設地は、クアラルンプールの南に位置するヌグリ・スンビラン州ポート・ディクソン市タナ・メラ地区。これまで埋め立て処理していた都市ごみを安全に焼却するという。納期は2018年1月。
同社によると、Cypark社は、マレーシア政府からPPP(Public Private Partnership)方式によるごみ焼却発電プラントとごみ埋め立て処分場などで構成される統合型ごみ処理施設の建設・運営を受託する。日立造船は、マレーシアの協力会社KNM Process Systemsとコンソーシアムを組成し、Cypark社からごみ焼却発電プラントの建設・運転を請け負う。
マレーシア政府は2011年~2015年の5カ年計画で、都市廃棄物管理の改革と再生可能エネルギーの導入を検討しており、今回の事業もその一環となる。
日立造船グループは、日本、アジア、欧州を中心に830件以上のごみ焼却・発電プラントの受注実績を持つ。今後もごみ焼却発電プラント事業に積極的に取り組んでいくという。
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