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日立GE、国内の原発廃炉で英仏2社と協力
日立GEニュークリア・エナジーは11日、日本国内の沸騰水型原子力発電所(BWR)の廃止措置事業で、イギリスのカベンディッシュ・ニュークリア(Cavendish Nuclear)社、フランスのアレヴァNC(AREVA NC)社と協力協定の覚書を締結したと発表した。海外で実績を持つ2社の知見を生かして、国内の沸騰水型原子力発電所の廃止措置に取り組んでいくという。
日立GEによると、カベンディッシュ社はイギリス国内でガス冷却型原子力発電所の廃止措置を手掛け、廃止措置の計画や廃棄物管理、発電設備の解体に豊富な経験を持つ。また、フランスのアレヴァNC社は、欧州や米国で沸騰水型原子炉を含む軽水型原子力発電所の廃止措置の計画、発電設備の解体に豊富な経験を持つという。
日立GEは、2007年に設立された日立製作所とGEの合弁会社で、原子炉関連設備の開発、計画、設計、製造、検査、据付、試運転、保全サービスなどを手掛ける。建設中も含めて国内で23基の実績を持つ。
日立GEは今後、原子力発電設備を納入した実績のある電力会社と連携し、2社の技術や経験・知見を生かしながら、廃止措置の検討段階から電力会社を支援し、廃止措置に貢献していくとしている。
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