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NASA、小惑星監視団体との提携を打ち切り。小惑星リスクは投資に見合わず
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 NASAはB612財団とのSpace Act Agreement (スペース法協定、SAA) の打ち切りを決定した。SAAはNASAが宇宙開発等に必要な外部パートナーと提携するための仕組み。提携するとパートナーはNASAからの支援を受けることができる。B612財団は星の王子さまに登場する惑星から名付けられ、潜在的に危険な小惑星や隕石を見つけ出すことを目的としている(MOTHERBOARD、NASAリリース、forbes、Slashdot)。
しかし、この協定によって同財団には4億5000万ドルもの費用が提供されたにも関わらず、具体的な成果は出なかったという。また、監視のためのシステム構築なども大幅に遅れていることから、無期限契約とされてきたB612財団とのSAAは打ち切られることとなった。NASAは小惑星の衝突による危機が発生する確率は統計的にも低く、投資の価値は低いと判断したようだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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