JR東、新宿駅南に32階建て複合ビル「ミライナタワー」 16年3月完成

2015年9月3日 12:23

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JR東日本が整備している新宿駅新駅舎南側の広場の完成イメージ(同社発表資料より)

JR東日本が整備している新宿駅新駅舎南側の広場の完成イメージ(同社発表資料より)[写真拡大]

  • JR東日本が新宿駅の旧新南口駅舎跡地に建設中の複合ビル「JR新宿ミライナタワー」の外観完成イメージ(同社発表資料より)

 JR東日本は2日、2016年春に開業予定の新宿駅の新駅舎と、旧新南口駅舎跡地に建設中の複合ビルの概要を発表した。ビルの名称は「JR新宿ミライナタワー」で、1~4階が商業施設、5~32階がオフィスフロアとなる。

 同社によると、ビルの名称には、まちづくりに対して「未来な新宿」「未来への出発点」となる願いを込めているという。

 オフィス用のエントランスは駅改札から直結する。1フロアの面積は2,100平方メートル(約630坪)の整形無柱空間。天井高は3,000mmを確保した。

 商業施設は、ファッション、雑貨、飲食、食品など、約50店舗が入居する予定。新駅舎に入る店舗とともにルミネが運営する。駅構内店舗と合わせて約200億円の売り上げを見込む。

 また、駅舎の上層となる5~7階には、多目的ホール・スタジオや屋外広場、保育所、クリニックなどを整備する。多目的ホールは約300席、スタジオ(2室)は100席を収容できる。

 オフィス、商業施設は16年3月、文化施設は16年4月に開業する予定。

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