GitHub、中国から再び攻撃を受ける。当局はproxyソフト開発者にも圧力

2015年8月31日 17:15

印刷

記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 今年3月、GitHubにDDoS攻撃が行われる事件があった(過去記事)。これについてはGitHub側が対応を行って収束したが、中国からGitHubに向けて今度は別のDDoS攻撃が行われたという(Ars Technica)。

 攻撃が行われたのは今週火曜日の朝。なお、これと前後して「shadowsocks」というプロクシソフトウェアを開発するプロジェクトを公開している中国の開発者が、警察からプロジェクトを止めてコードを削除するよう圧力をかけられ、それに従ったことが報じられている(GreatFire.org)。

 GitHubへの攻撃とこの事件が関係あるかどうかは不明だが、中国がいわゆる「Great Firewall」を突破するようなツールに対して強硬な対応を取る方針であることは明らかだろう。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | 検閲 | セキュリティ | インターネット | 中国

 関連ストーリー:
サイバー兵器「Great Cannon」を中国が秘密裏に使用していると報じられる 2015年04月16日
GitHubへの大規模DDoS攻撃、中国政府は関与を否定 2015年04月02日
Baiduの広告/アクセス解析用JS、GitHubに攻撃を行うものに書き換えられる? 2015年03月30日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事