異常気象時代には文左衛門式投資法は大いに使える=犬丸正寛の相場格言

2015年8月29日 08:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

紀伊国屋文左衛門は嵐の中を江戸にミカンを運んで大儲けしたと伝えられる。安く買って高く売ることが基本の株式投資においては、文左衛門式に嵐のような今回のような暴落相場で買うことは有効なやり方である。

紀伊国屋文左衛門は嵐の中を江戸にミカンを運んで大儲けしたと伝えられる。安く買って高く売ることが基本の株式投資においては、文左衛門式に嵐のような今回のような暴落相場で買うことは有効なやり方である。[写真拡大]

■異常気象時代には文左衛門式投資法は大いに使える

 紀伊国屋文左衛門は嵐の中を江戸にミカンを運んで大儲けしたと伝えられる。安く買って高く売ることが基本の株式投資においては、文左衛門式に嵐のような今回のような暴落相場で買うことは有効なやり方である。

 問題は今回のような大嵐に匹敵する大暴落がいつくるかである。多分、数年に一度あるかないかだろう。そこまで、待ちきれないのが普通である。ただ、昨今の異常気象で中小型の嵐は増えている。

 経済の世界でも新興国の台頭で世界のあちこちで経済の嵐が発生するようになっている。このため、無理をして買い姿勢を貫くのでなく嵐が来るのを待って買いに出るのも賢いやり方といえる。気象レーダと同じように注意深くマーケットを見ていれば嵐の到来は予測できる時代となっている。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)

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