au、データくりこしサービスを9月から提供　長期契約者にはデータ容量プレゼントも

　KDDI、沖縄セルラーは20日、使い切れなかったデータ容量を翌月にくりこして利用できる「データくりこし」サービスを9月から提供すると発表した。

　同サービスは、対象の料金プラン/データ定額サービスを契約し「データチャージ」に加入の利用者であれば、申込み不要で利用できる。家族間でデータ容量を贈ることができる「データギフト」との併用も可能。そのため、余ったデータ容量を翌月にくりこして、自身で利用したり、必要としている家族に贈ったりと、無駄なく利用することが可能になる。

　また、長期の利用者向けにauから定期的にデータ容量をプレゼントする「長期優待データギフト」も9月から提供する。auの契約期間が5年以上の利用者に、契約期間と加入の料金プラン/データ定額サービスに応じて、3カ月に1度、0.5GB～2GBのデータ容量がプレゼントされる。

　SNSやWEBサイトの閲覧に加えて、ゲーム、音楽、動画視聴などのエンターテインメントサービスの普及により、データ通信の利用は、ますます拡大している。同社は、利用者一人ひとりの利用状況に応じて最適なプランを選択でき、おトクに無駄なく利用できる料金サービスの提供に努めていくとしている。（記事：阪木朱玲・記事一覧を見る）