エネルギーコスト減少により米国での製造コストが中国を下回る?

2015年8月4日 17:16

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 米国では「シェールオイル」や「シェールガス」といった新エネルギー源の開発が進んでおり、原油やガスの価格が低下している。これにより、2018年ごろには米国での製造コストが中国以下になるようになる、という話があるそうだ(GIGAZINE)。

 米国では産業用の電力価格が下がっており、そのために製造コストが下がっているという。いっぽう中国では近年人件費が向上しているほか、さまざまなリスクもあるため、もし製造コストが同程度であるならば中国を選ぶ理由はない。

 「世界の工場」と言われていた中国だが、それが米国に取って代わられるときが来るのであろうか。なお日本は電力コストは上昇、人件費も高いとメリットがほとんどない状態である。

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