三菱電機、タイに研修センター「Advance & Innovation Center」を開設

2015年8月4日 13:34

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「Advance & Innovation Center」のイメージ(三菱電機の発表資料より)

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  • 「AI Gallery」のイメージ (三菱電機の発表資料より)

 三菱電機は4日、タイの空調・家電・電材住設製品の販売・アフターサービスを行う三菱電機カンヨンワタナ(MKY)に、研修センター「Advance & Innovation Center」を開設すると発表した。タイで拡大する集合住宅・商業ビル向け設備システムの需要拡大に対応する人材育成と総合提案の強化を図る。稼働開始は17日の予定。

 投資額は、約15億円で、主な施設は体感型デモスペース「AI Gallery(エーアイギャラリー)」、研修室(4室)、商談スペースからなっている。所在地はバンコク。

 製品知識・技術理論・営業ノウハウなどの営業研修を拡充し、MKY社営業部門や販売店の営業力を向上を狙う。また、設計・施工・アフターサービス技術の研修や修理・据え付け実習を拡充し、MKY社サービス部門や工事店のサービス力を向上する。

 さらに、体感型デモスペース「AI Gallery」を新設し、製品展示に加えて空調・換気・照明などの実際の稼働状況を見える化することにより、システム導入効果を体感できるという。

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