31日のNY市場は下落

2015年8月1日 10:14

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;17689.86;-56.12Nasdaq;5128.28;-0.50CME225;20600;+30(大証比)

[NY市場データ]

 31日のNY市場は下落。ダウ平均は56.12ドル安の17689.86、ナスダックは0.50ポイント安の5128.28で取引を終了した。軟調な原油相場の影響からエネルギー大手の決算が相次ぎ悪化し、売りが先行。その後は、6月雇用コスト指数(ECI)の伸びが史上最少となったほか、7月ミシガン大学景況感指数が予想を下振れたことで年内利上げへの警戒感が後退し、一時上昇する場面もあった。しかしながら、その後はNY原油先物相場が4ヶ月ぶりの安値をつけたことを嫌気し、緩やかに上げ幅を縮小、引けにかけて再び下落に転じた。セクター別では、公益事業や消費者・サービスが上昇する一方でエネルギーや半導体・半導体製造装置が下落した。
 シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の20600円。ADRの日本株はトヨタ自<7203>、NTT<9432>、三井住友<8316>、ホンダ<7267>が上昇。半面、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>が小安いなど、対東証比較(1ドル123.89円換算)で高安まちまち。《TM》

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