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協和発酵キリン、米社と進行期固形がん免疫療法開発で提携
協和発酵キリンと米国のブリストル・マイヤーズ スクイブ社は30日、抗CCR4抗体モガムリズマブとPD-1免疫チェックポイント阻害薬オプジーボ(一般名:ニボルマブ)について、米国で両剤の併用療法に関する第I/II相臨床試験の開発提携契約を締結したと発表した。
この試験は、進行・転移した固形がん患者に対する新たな治療の選択肢の可能性を探るためのもの。両剤の併用療法の安全性、忍容性、抗腫瘍作用の検討を行う。なお、併用療法については、昨年両社と小野薬品工業が日本での両剤の併用療法に関する開発提携契約を締結している。
モガムリズマブとオプジーボは、がん免疫療法として知られている新たなクラスのがん治療薬として期待されている。がん免疫療法とは、生体自身の自己免疫システムを制御することによりがん細胞の駆逐を試みる治療法のことである。
なお、今回の開発提携契約に基づき実施される両剤の併用療法に関する臨床試験は協和発酵キリンが行う。
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