NTTなど3社、ロボットによる生活支援の検証実験を実施

2015年7月29日 09:50

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クラウド型マルチデバイスインタラクションサービスのイメージ(NTT発表資料より)

クラウド型マルチデバイスインタラクションサービスのイメージ(NTT発表資料より)[写真拡大]

 NTT、NTTデータ、およびヴイストンの3社は、ロボットが人の行動を促すことで高齢者などの生活を支援するクラウド型マルチデバイスインタラクションサービスの有効性の検証を行う共同実験を28日に開始した。

 共同実験では、NTTデータは特別養護老人ホームの高齢者を対象に、各種センサーデバイスとヴイストン製コミュニケーションロボット「Sota」などによる介護支援サービスの知見やノウハウを提供する。NTTはセンサーやロボットなどの各種デバイスを連携させ、人の状態を的確に把握、状況に合わせた働きかけをする。

 共同実験は2016月2月まで実施される。高齢者向けサービスとして、介護者とともにロボットが被介護者とコミュニケーションを行い、会話の促進や、血圧などの情報収集を行う。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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