日経平均寄与度ランキング（前引け）～日経平均は大幅反落、ソフトバンクグやファナックが値下がり寄与上位

*12:35JST 日経平均寄与度ランキング（前引け）～日経平均は大幅反落、ソフトバンクグやファナックが値下がり寄与上位
8日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり12銘柄、値下がり208銘柄、変わらず5銘柄となった。

日経平均は大幅反落。前日比309.00円安の20067.59円（出来高概算14億株）で前場の取引を終えた。7日の米国市場では、NYダウが93ドル高と底堅さを見せ、シカゴ日経225先物清算値も大阪比20円高の20440円となった。ただ、中国株安への警戒感に加え、商品価格の急落が嫌気されたことなどから、日経平均は94円安でスタートした。その後も下げ幅を拡大する展開が続き、上海総合指数が一時前日比8％以上の急落を見せると、日経平均も20016.80円（同359.79円安）まで下落する場面があった。

値下がり寄与トップはソフトバンクグ<9984>、2位はファナック<6954>となり、2銘柄で日経平均を約44円押し下げた。なお、指数寄与度の大きいファーストリテ<9983>は、前引け時点で小幅な下げにとどまった。伊藤忠<8001>は8.9％安と急落。資源価格の下落がマイナス視されたほか、中国アパレル大手が同社などへの第三者割当増資を株主総会で否決していたことが伝わっている。指数構成銘柄のうち208銘柄が下落する展開となった。

一方、値上がり寄与トップは第一三共<4568>となった。業種別では海運業のみプラスとなっており、川崎船<9107>や郵船<9101>がランクインした。原油市況の下落などが買い材料視されているようだ。東急<9005>は、一部証券会社の目標株価引き上げが観測されている。その他、ガイシ<5333>、KDDI<9433>、住阪セメ<5232>などがプラスを確保した。

*11:30現在

日経平均株価　　20067.59(-309.00)

値上がり銘柄数　 12(寄与度+2.85)
値下がり銘柄数　208(寄与度-311.85)
変わらず銘柄数　　5

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4568> 第一三共 2403 16 +0.63
<5333> ガイシ 3095 15 +0.59
<9433> KDDI 2984 2 +0.47
<5232> 住阪セメ 450 9 +0.35
<4452> 花王 5900 6 +0.24
<9008> 京王 958 5 +0.20
<2531> 宝HD 974 4 +0.16
<5101> 浜ゴム 2448 5 +0.10
<9107> 川崎船 294 1 +0.04
<9101> 郵船 347 1 +0.04
<9005> 東急 862 1 +0.04
<8803> 平和不 1701 1 +0.01

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクグ 6954 -192 -22.61
<6954> ファナック 24520 -545 -21.40
<6988> 日東電 9727 -333 -13.07
<6971> 京セラ 6298 -138 -10.84
<4063> 信越化 7443 -187 -7.34
<4324> 電通 6290 -180 -7.07
<6367> ダイキン 8680 -161 -6.32
<6762> TDK 8860 -160 -6.28
<8001> 伊藤忠 1409.5 -137.5 -5.40
<6770> アルプス 3610 -130 -5.10
<4523> エーザイ 8317 -124 -4.87
<7267> ホンダ 3889 -61 -4.79
<8015> 豊通商 3190 -115 -4.51
<7203> トヨタ 8001 -115 -4.51
<6902> デンソー 5848 -105 -4.12
<5332> TOTO 1997 -104 -4.08
<8035> 東エレク 8027 -101 -3.96
<6301> コマツ 2275 -94 -3.69
<8830> 住友不 4215.5 -92 -3.61
<9613> NTTデータ 5210 -90 -3.53《NH》