三井物産、消費者向け遺伝子解析サービスのジェネシスヘルスケアに出資

2015年7月7日 18:53

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三井物産は、消費者向け遺伝子解析サービス事業者のジェネシスヘルスケアに出資参画する。写真は、ジェネシスヘルスケアの肥満遺伝子に関する検査製品(三井物産の発表資料より)

三井物産は、消費者向け遺伝子解析サービス事業者のジェネシスヘルスケアに出資参画する。写真は、ジェネシスヘルスケアの肥満遺伝子に関する検査製品(三井物産の発表資料より)[写真拡大]

 三井物産は7日、一般消費者向け遺伝子解析サービス事業者であるジェネシスヘルスケアに第三者割当増資により出資参画するため、同社と増資引受契約を締結したと発表した。

 ジェネシスヘルスケア社は遺伝子解析サービスの分野で10年以上の事業実績を持ち、民間では国内最大数を誇る約40万人分の遺伝子データを保有する企業。同社が取扱う遺伝子検査キットは、国内大手パートナー企業等を通じて既に一般市場にて多数販売されている。

 今回の出資では、こうした知見を食事・食品などの分野を中心に個々の消費者に最適化されたヘルスケアサービスの提供に繋げることにより、三井物産の関係会社が手掛けている事業の差別化・価値向上を図っていく。また、同分野における新たな事業創出の機会を掴むことを目指すという。

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