KDDI、国内初のLTE対応トランシーバー・無線機を9月に提供

2015年7月7日 18:16

印刷

IP500HとIP-T10(写真:KDDI発表資料より)

IP500HとIP-T10(写真:KDDI発表資料より)[写真拡大]

 KDDIは7日、LTEに対応したIPトランシーバーと無線機を、アイコムとインフォメーションタスクフォースを通じて、法人向けに9月から提供開始すると発表した。

 発表されたのは、アイコムが提供するIPトランシーバー「IP500H」とインフォメーションタスクフォースが提供するIP無線機「IP-T10」(Cho & Company製)の2種類で、利用時の免許は不要。

 両機種とも、人口カバー率99%以上(同社調査)の800MHz帯(プラチナバンド)のLTEに対応する。また、IP500Hは防水・防塵(IP67)、割り込みが可能な「同時通話」や「多重通話」に対応する。

 また、KDDIクラウドプラットフォームサービス上の無線システムを経由して、スマートフォンアプリや一般的なIPビジネスホンなどと接続することが可能。

 サイズ・重量はIP500Hが幅59 ×奥行 25.9×高さ95(mm)で205g、IP-T10が幅141 ×奥行34.5×高さ137.5(mm)で445g。IP500Hの連続使用時間は約10時間(送信1割、受信1割、待受8割での利用時)。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

関連記事