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イランが核開発に投じた費用は5000億ドル以上?
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 イランの核開発などの縮小を条件に、経済制裁などを解除することを目的とした核協議は進まない状況にある。イランは核開発を行ったことから米国などから経済制裁を受け、長期の経済的困難に陥った。しかし、それはイランの核開発プログラムを巨大化させる要因ともなった。2013年のカーネギー国際平和財団のレポートによると、イランが核関連に投じたコストは40年で約1100億ドルになるという。
このレポートを書いたKarim Sadjapour氏がツールを使って試算したところによると、現在では最大5000億ドルに増えている可能性もあるそうだ。しかし、巨費を投じて作られたブーシェフル原子力発電所の発電量はインフラの関係もあり、国内の2%程度でしかないとされている。イランの核開発プログラムは、経済的には無意味なものだ。しかし、イラン革命政権は法的に認められ、核開発能力を維持しつつ外交的な勝利を引き寄せる原因にはなったようだ(BusinessInsider、Slashdot)。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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