OKIデータ、複合機などのトラブルをユーザー自身で行えるサービスを発表

2015年7月2日 17:40

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 OKIデータは1日、ビジネスLEDプリンター・複合機のダウンタイムを大幅に削減する新サービス「COREFIDO3」を同日発売すると発表した。

 同サービスは、顧客自身によるセルフメンテナンスを実現するサービス。「メンテナンスバリアフリー設計」の商品と「クラウドメンテナンスプラットフォーム」によって、特別な技術がなくてもユーザー自身で簡単にメンテナンスやトラブル対処を可能にしているという。これによって、プリンター・複合機のダウンタイムによる時間のムダ、メンテナンスや修理にともなう経費のムダをなくせるという。

 「メンテナンスバリアフリー設計」とは、シンプルな構造でメンテナンス性をさらに強化した開発コンセプトで、ユーザーが簡単にトラブル対処やメンテナンスを行えるナビゲーション機能「新世代オペパネガイダンス」を開発した。

 「クラウドメンテナンスプラットフォーム」は、クラウドを介してセルフメンテナンスによる「ダウンタイム削減」をサポートするプラットフォーム。また、「クラウドガイダンス」は、クラウドを介して、最適な対処方法やFAQを提供する機能である。エラー発生時に、複合機をクラウドに接続することで、クラウド側で複合機の状況を確認しスマートフォンやブラウザーに最適な対処方法を表示する。

 さらに、検索性の高い専用のFAQにもアクセスできるので、広範囲のメンテナンスを可能にする。夜間や週末などコールセンターの稼働時間外でもトラブルの解消ができる。新サービスは、A3カラーLED複合機4機種から展開され、今後、対応できるラインアップは順次拡大される予定。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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