フィンテック グローバル、埼玉県に「ムーミン」テーマパークを2017年に開業

2015年7月1日 11:02

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施設概要(フィンテック グローバル発表資料より)

施設概要(フィンテック グローバル発表資料より)[写真拡大]

  • ムーミンゾーンとパブリックゾーンの概要(フィンテック グローバル発表資料より)
  • ムーミンゾーンのイメージ(フィンテック グローバル発表資料より)
  • パブリックゾーンのイメージ(フィンテック グローバル発表資料より)

 フィンテック グローバルは30日、埼玉県飯能市にフィンランド発祥のキャラクター「ムーミン」をテーマにした体験施設「Metsä(メッツア)」を建設し、2017年に開業させると発表した。

 ムーミンをテーマにした体験施設は、ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンの故郷であるフィンランドにある「ムーミンワールド」以外では、この施設が世界初となる。

 メッツアの名称は、フィンランド語で「森」を意味し、「Museum」(美術館)、「Resort」(リゾート)、「Park」(公園)、「Leisure」(レジャー施設)を融合させた施設をコンセプトとしている。

 建設地は、飯能市南東部の宮沢湖周辺で、西武鉄道が所有する土地をフィンテック グローバルが購入する。面積は東京ドーム4個分に相当する約18万7,000平方メートル。

 施設は「Moomin zone(ムーミンゾーン)」と「Public zone(パブリックゾーン)」の2つが設けられ、ムーミンゾーンでは、ムーミンの物語を体験できる施設やレストランなどを設置。一方、パブリックゾーンでは無料で利用できる宮沢湖の公園機能を維持しつつ、自然を活用した仕掛けなどを用意するという。

 本施設開業にあたり、飯能市は地域資源を生かした地方創生の面で協力するほか、建設地となる土地を売却する西武鉄道は、同社沿線からの誘客や交通アクセスの面で協力するとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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