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28日の香港市場概況:ハンセン指数は下落、本土株の急落が嫌気される
記事提供元:フィスコ
*18:50JST 28日の香港市場概況:ハンセン指数は下落、本土株の急落が嫌気される
28日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比626.90ポイント(2.23%)安の27454.31ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が518.88ポイント(3.53%)安の14183.00ポイントと、そろって3日ぶりに反落した。売買代金は2060億4800万香港ドル(27日は1575億1500万香港ドル)。
本土株急落で、投資家のセンチメントが冷やされる。上海総合指数は中盤から下げ足を速め、商いが膨らむ中で急反落した。本土株の動きに連れる形で、香港の各指数も、引けにかけて下げ幅を広げている。本土市場では、当局がこのところの株価高騰を抑えたがっているとの憶測が広がった。
ハンセン指数の構成銘柄はほぼ全面安(49のうち48が下落)。なかでも、保険株の下げが目立ち、中国人寿保険(2628/HK)が4.3%安、中国平安保険(2318/HK)が4.1%安で引けた。政府系投資会社の中央匯金投資公司が保有する銀行株の一部を売却したと伝わるなか、中国建設銀行(939/HK)が3.7%安、中国工商銀行(1398/HK)が2.7%安と値を下げている。
政策期待のあるインフラ関連銘柄も軒並み売られる。ゼネコン株の中国鉄建(1186/HK)が4.8%安、中国中鉄(390/HK)と中国交通建設(1800/HK)がそろって3.9%安、電力設備株の東方電気(1072/HK)が4.3%安、上海電気集団(2727/HK)が4.2%安と急落した。
【亜州IR】《FA》
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