三菱日立パワーシステムズ、韓国・新平澤発電から発電所ガスタービンを受注

2015年5月22日 15:57

印刷

MHPS J形ガスタービン(三菱日立パワーシステムズの発表資料より)

MHPS J形ガスタービン(三菱日立パワーシステムズの発表資料より)[写真拡大]

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は22日、丸紅と共同で韓国西部発電(KOWEPO)などが出資する特別目的会社(SPC)、新平澤発電(Shin Pyeongtaek Power Co., Ltd.)が建設する出力95万kW級の新平澤天然ガス発電所向けM501J形ガスタービン2基と蒸気タービンを受注し、長期保守契約(LTSA)も締結したと発表した。

 同発電所を構成するガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備の中核機器となるもので、EPC(設計・調達・建設)を担当するポスコ建設とソヒ建設のコンソーシアムに供給する。これにより、M501J形ガスタービンの韓国向け受注は計16基となる。運転開始は2019年11月の予定。

 新平澤天然ガス発電所は、新平澤発電が首都ソウルの中心部から南約80kmの京畿道平澤市に建設する。運転開始後は、発電した電力を韓国電力取引所へ売電する。なお、新平澤発電には韓国西部発電のほか、GS Energyなどが出資している。

関連記事