東京エレクトロン、米アプライド マテリアルズとの経営統合中止を発表

2015年4月28日 11:05

印刷

 東京エレクトロンは27日、アメリカの半導体製造装置メーカーApplied Materials, Inc.(アプライド マテリアルズ)との間で、両社対等の経営統合を実行するための経営統合契約を解約したと発表した。

 また、TELジャパン(代表社員 東京エレクトロン)との間の、TELジャパン合同会社を株式交換完全親会社、東京エレクトロンを株式交換完全子会社とする株式交換を中止したことも発表した。

 両社の「グローバル・イノベーターとして革新的ソリューションを顧客に提供する」という経営統合の目的が損なわれないような形で関係当局の承認を得るべく協議が続けられたが、アメリカ司法省との間に認識の違いがあり、解決のメドが立たないことが判明したためという。

 経営統合は2013年9月の両社の「経営統合に関する合意」から長期間にわたって協議が行われてきていた。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

関連記事