【銘柄フラッシュ】テクノスジャパンなど急伸し新規上場のCREは底堅い

2015年4月21日 16:40

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 21日は、クボテック<7709>(東1)が17.5%ストップ高となり、引き続き古河電気工業(5801)と共同で開発した超伝導フライホイールなどが材料視されて2日連続ストップ高。

 アクリーティブ<8423>(東1)は17.2%高の高値更新となり、医療・介護関連企業向けフィナンシャルサービスなどの未上場企業との提携が伝えられて急伸。ライフネット生命保険<7157>(東マ)は21.0%ストップ高となりKDDI(9433)との提携が好感されて戻り高値を更新。

 エナリス<6079>(東マ)は22.9%ストップ高となり、経済産業省の実証事業への採択などが好感されて出直りを拡大。テクノスジャパン<3666>(JQS)は23.3%ストップ高となり、グループ会社と自動運転技術などのZMP(東京都文京区)との提携などが好感されてストップ高。

 本日新規上場となった不動産管理、仲介、運用などのシーアールイー(CRE)<3458>(東2、売買単位100株)は9時12分に公開価格3620円に対し7%安い3355円で売買が成立し初値がつき、その後は3425円まで上げ、終値は3200円となった。

 日銀総裁の米国での講演を受けて追加の金融緩和期待が再燃し、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)が3.3%高となって2008年以来の高値に進み、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は1.9%高となって2014年1月以来の高値に進んだ。TOPIX(東証株価指数)は2007年以来の1600ポイント台に乗り、JPX日経400も指数算出開始以来の高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】金利低下背景にNYダウ最高値更新へ(2015/03/23)
【木村隆の相場展望】海外投資家は、先物市場から現物市場への振替を進める(2015/03/23)
ジャムコはもみ合いも東証1部指定替えの需給好転思惑が底流し下値対応妙味(2015/03/23)
直近増配発表銘柄はファナックのリードに丸三証券の追撃も手伝いエンジン全開を期待=浅妻昭治(2015/03/23)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事